今できなくても、出来るようになる。
何かを始める際、「出来るようになりたい」と考え行動に移します。
例えば運動における試合結果など、直ぐに結果に結び付かなくても焦らず、
ゆっくり、積み重ねていきますよね。
ちょうど、中学校の総体の時期です(笑)
1年生や2年生が、他の学校の3年生と試合をして負けたとします。
負けた事に対して、「才能無いね!」「努力が足りないね」という言葉を投げかける人は少ないと思います。
一般的には、「次回頑張ろう」「来年頑張ろう」「年上だから仕方ない」「試合に出れただけでも、頑張った」となりますよね(笑)
しかし、これが学校の勉強(試験)ならどうでしょう?
「勉強したの?」「何やってるの?」「運動を頑張ろう」「勉強苦手だもんね(笑)」
という変な方向へリードされてしまいます。
「勉強の仕方を変えてみよう」
「勉強のやり方を改めて確認しよう」
「問題点はどこだ?」
「もう一度復習しよう!」
と、これから何を考えるべきなのか、どうすべきなのかを考え、
目標として認識する事が非常に重要だと説明すべきだと思うんです。
この目標には2つタイプがあるそうです。
一つ目は「証明ゴール」。
二つ目は「成長ゴール」。
証明ゴールとは、自分の能力を証明する為の目標だそうです。
つまり今の自分の能力の範囲内で設定する「目標」という事になりますね。
(英検5級なら受かりそうだから、今回は5級で・・・。)
成長ゴールとは、今はできない事を目標に設定し、頑張って努力して目標を達成する為に設定する
「目標」という事になります。(英検3級に合格してやる!!)
さて、どちらが良いんでしょうか?!
「成長ゴール」という目標を設定した場合、3級を目指して、失敗して、自信喪失する可能性が高くなります。。。それなら、安全な「証明ゴール」という目標の方が安全に感じます。
だって、イヤですよね、失敗するのは。
よくわかります(笑)
しかし、「証明ゴール」より「成長ゴール」の方が失敗する可能性が低い!という研究結果があるんです。
ご存じでした???
「証明ゴール」は、目標達成できて当たり前という感覚になるんです。なので、英検の勉強中、ちょっとでも間違えると、「あぁ、また間違えた」「あ、ここも間違えてしまった」など、間違えた箇所の数を数えて、どんどん不安になっていってしまうんです。更に飛躍して本番で「失敗したら?」「落ちたら・・・」などなど。そんな不安な中で結果を出すのはとても大変でしょう(笑)
ってか、無理です(笑)
ではでは、「成長ゴール」ではどーでしょう?頑張って勉強して、答えを間違えても、何問間違えても、「今、勉強中だし!!」「挑戦中だし!!」「難しいし!!」というチャレンジ精神状態で、
ポジティブシンキングに捉えておく事ができ、不安を遠ざけていられるんです。
つまり、この状況のメンタルであれば、不正解の箇所を数えるというより、正解の箇所の数を数える形になるんです。その結果、「成長している!!」ということを肌感覚で実感できます。
そこでモチベーションを維持して本番に望む事が、とても大切なことだと考えます。もちろん、過度なモチベーションは逆効果なので、モチベーションをコントロールする為にも、腹筋は欠かせません。
間もなく、英検の発表です。次回の10月に向けて腹筋を鍛えましょう(笑)